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2012年7月

Schluessel Ver. 0.4.2をリリースしました

Schluessel Ver. 0.4.2をリリースしました。
以下の機能を追加しました。

  • Swingのリスト・進捗バー・ツリー・タイマをサポートしました。
  • Bairstow法による1変数多項式方程式の解法をサポートしました。
  • カーソルの形状変更をサポートしました。
  • コマンドラインオプションを整理しました。

以下のサイトでダウンロードできます。
http://schluessel.sourceforge.jp/download.html

Swingのリスト・ツリー・プログレスバー・Swingタイマをサポートしました

Swingのリスト・ツリー・プログレスバー・Swingタイマをサポートしました。

例: リストの生成
(define lst (make-jlist '(haruka kaiji azusa)))

例: ツリーの生成
(define tr
  (make-jtree
    '(limited-express
       (chuo-line kaiji azusa)
       (tokaido-line odoriko super-view-odoriko)
       (hanwa-line haruka))))

例: プログレスバーの生成
(define bar (make-progress-bar 'horizontal 100 0))

例: Swingタイマ
(define tim
  (make-swing-timer
    1000  ; 起動間隔(ミリ秒)
    (lambda (e)
      (progress-monitor-progress-set! mon cnt)
      (set! cnt (+ cnt 10)))))

コマンドラインオプション・起動プロパティを整理しました

コマンドラインオプション・起動プロパティを整理しました。
使用可能なコマンドラインは以下の通りです。

  • --r5rs
    R5RSのライブラリのみロードします。
  • --locale locale
    メッセージのロケールを"ja"や"en.GB"のように設定します。
  • --import [package ...]
    必要なパッケージのみインポートします。(例: gui, net, math)
    allを指定するとすべてのパッケージがインポートされます。
  • --report-load-time
    起動にかかった時間を出力します。
  • --version, -version
    バージョン情報を出力します。
  • -e, --eval script
    与えられたスクリプトを実行して、オプション解析終了後に終了します。
  • -E, --exec script-line
    与えられたスクリプト行を実行して、結果を出力します。
    オプション解析終了後に終了します。
  • --fold-case
    大文字・小文字を区別しません。
  • --no-fold-case
    大文字・小文字を区別します(デフォルト)。
  • -
    ファイル名に"-"を指定すると、標準入力からスクリプトを読み込みそのまま終了します。

起動に影響するスクリプトは以下の通りです。

  • schluessel.locale=locale
    メッセージのロケールを指定します。
  • schluessel.r5rs=boolean
    trueのときR5RSのみを使用します。
  • schluessel.import=package,package...
    インポートするパッケージを指定します
  • schluessel.foldcase=boolean
    trueのとき大文字・小文字を区別します

カーソルの形状変更をサポートしました

カーソルの形状変更をサポートしました。

例:
(cursor-set! GUI-component [image-name])
image-nameはシンボルまたは文字列で与えます。

Bairstow法による1変数方程式の解を見つける手続きを追加しました

Bairstow法による1変数方程式の解を見つける手続き(solve-polynomial1-by-bairstow)を追加しました。

今までの解の手続き(solve-polynomial1)はStrumの方法に基づくもので、確実に解が求まる一方で実解しか求められませんでした。
Bairstow法による手続きは複素数の解を求めることができます(このかわり、反復法によるので解が収束しないこともあります。解が収束しないときは#fを返します)。

Schluessel Ver. 0.4.1をリリースしました

Schluessel Ver. 0.4.1をリリースしました。
変更点は以下の通りです。

  • タートルグラフィックス機能をサポートしました。
  • 2次元の線形・アフィン変換をサポートしました。
  • 英語・フランス語・ドイツ語の数詞とローマ数字・イオニア式ギリシャ数字の変換をサポートしました。
  • 正確な極形式の複素数をサポートしました。
  • 実数の剰余をサポートしました。

以下のサイトからダウンロードできます。
http://schluessel.sourceforge.jp/download.html

2次元の線形・アフィン変換をサポートしました

2次元の線形・アフィン変換をサポートしました。

線形・アフィン変換の計算や画像に与えることにより画像を回転させることなどができます。
例:
; ウィンドウの表示
(define w (make-window-frame 400 400 -4 -4 2 2))
; 90度回転させる線型変換
(define tx (make-linear-transform-2d 0 1 -1 0))

; 線型変換を適用して画像を回転させる
(draw-with-transform w tx
  (lambda () (draw-image w "pngファイル" 0.5 0.5)))

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