循環小数記法をサポートしました
循環小数記法をサポートしました。
循環小数は以下のように記述します。
1. 0.13... = 2/15
2. 0.1212... = 4/33
小数部に繰り返しのないとき(1)は最後の数を循環節とします。
小数部に繰り返しのあるときは最長の繰り返しを循環節とします。
3. 0.{12}
循環節を明記するときは循環節を{...}で囲います。
本来は0.(12)の用に記述すべきですが、"(", ")"はリストの区切り文字なので、"{","}"を採用しました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
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循環小数記法をサポートしました。
循環小数は以下のように記述します。
1. 0.13... = 2/15
2. 0.1212... = 4/33
小数部に繰り返しのないとき(1)は最後の数を循環節とします。
小数部に繰り返しのあるときは最長の繰り返しを循環節とします。
3. 0.{12}
循環節を明記するときは循環節を{...}で囲います。
本来は0.(12)の用に記述すべきですが、"(", ")"はリストの区切り文字なので、"{","}"を採用しました。
一般的なiterator機構を導入しました。
iterator機構はcar, cdr, null?を一般化したものです。
リスト、ベクタ、文字列がiterate可能です。
また、string-tokenizer、実数の反復、リストの木構造のwalkがiteratorとして扱えます。
正確な円周率πと自然対数の底eをサポートしました。
「正確な」値なのでどのような近似値とも等しくなりません。
pi → pi
(exact->inexact pi) → 3.141592653589793
(= pi 3.141592653589793) → #f
(* 2 pi) → 2pi
(+ pi pi) → 2pi
プロセスの起動に対応しました。
パイプ処理とリダイレクトに対応しています。
現時点ではファイルへのリダイレクトのみ対応しています。
文字列やその他のポートへのリダイレクトについては後々対応したいと思います。
なお、パイプ処理やリダイレクトにシェル(bash, cmd.exe等)を使用していないのでOSに依存しません(一方ですべてのシェル文法を使用するにはシェルを通す必要があります)。
例: (run-process '(ls -l | grep "file" > "test.txt"))
雑多なプロトコル(Syslog, TFTP, Echo)、
NICの情報(インターフェース名、MACアドレスの取得(Java 6以上が必要)等)、
JVMのメモリ情報が取得できるようになりました。
SNMPマネージャライブラリを追加しました。
現時点ではsnmpgetとsnmpgetnext、snmpwalkの機能があります。
未サポートのASN.1オブジェクトがありますが、随時追加していきたいと思います。
FTPのクライアント機能とping機能を追加しました。
FTPのインターフェースは独自に作成しました(Commons Net等は使用していません)。
ping機能はJava SE 5のInetAddress#isReachable()メソッドを使用して実現しています。
NTPクライアント機能を追加しました。
NTPサーバに接続し、時刻情報を取得します。
現時点では、時刻あわせの機能はありません。
R6RS I/Oを部分的にサポートしました。
カスタムI/O機能と入出力両用ポートはサポートしていません。
(入出力両用ポートはファイルに対してはJavaの制限によりPure Javaでは実装できません。)
UUIDと確率的な素数判定をサポートしました。
UUID機能についてはUUIDの生成・フォーマット・パースが可能です。
コミックマーケット81の参加が無事終了しました。
morilib.netブースにご来場いただいた方、頒布物をお買い上げいただいた方、誠にありがとうございました。
今年(2012年)の8月に開催されますコミックマーケット82にも申し込みをする予定です。
本年もまた宜しくお願い申し上げます。
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